準決勝の見どころ ②
19日 わかさ 9時半開始
福知山成美-龍谷大平安
まず、注目は、どの投手が先発するかですね。
昨年の春季大会で、両校は準々決勝で対戦しました。事前に電話で連絡を取り合った田所監督と原田監督の間では、「ガチンコで」という話になったそうですが、実際の先発は成美が山田君で、平安が坂口君(現大経大)でした。エース格だった津田君(現京産大)と田村君(現3年)をともに温存し、試合後、お2人とも「ふたを開けたら、これだ」と苦笑されていました。
ただ、成美は3番手として津田君を登板させたのに対して、平安は田村君を最後までマウンドへ送りませんでした。津田君は6回を2安打と好投し、試合も7対4で勝ちましたが、夏の準決勝では、逆に、先発した津田君が5回途中5失点とつかまったのに対して、リリーフした田村君は2回を1安打でピシャリと抑えました。
私は、その春季大会の観戦記で、抑えられたが、津田君のボールを打席で見られた平安打線と、田村君を見られなかった成美打線、さて、夏に対戦したとき、これがどう影響するのかと書きましたが、結果的には、太田君(現近大)という”隠し球”も含めて、徹底的に投手を隠した平安に軍配が上がりました。
今週、田所監督と原田監督が電話でお話をされたかどうか知りませんが、準々決勝の日に少し話をされたようです。咋年の経験もあってか、仲村渠弟君と田村君の先発を回避するような雰囲気だったそうですが、さて、当日は、どうなるでしょうか。
また、過去10年間の記録を振り返ると、春季大会で両校が直接対戦したのは、2008年と咋年(2011年)の2回だけです。2008年は決勝で対戦し、平安(川口君=亜大、小林君=関学大、山口君=日大ら)が6-4で成美(近藤君=関大、植田君=近大、高久君=大産大ら)を破っています。
ところが、その2回とも、夏は、春季大会に負けた方が京都を制し、甲子園に出場しているのです。まあ、あくまで過去の話ですから、両監督や現役選手たちにとっては気にもならない話でしょうが、スタンドから見守る我々からすれば、ちょっと頭の隅に置いておきたデータではあります。
今年も、成美対平安は、今から夏の大会まで2ヵ月以上も、あれやこれやと楽しめる京都の「黄金カード」であることは間違いありませんね。

